NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が人気だそうです。
ちゃんと見ていますか?
はい、私は見ています(笑)
面白いです。単純に面白いです。
武士の世の話ですね。
ちなみに武士というと、普通は戦国武将や幕末の志士を連想します。多くの日本人はそうです。
しかし実は、鎌倉時代の武士が最も強かったと言われています。
それは諸説あるので、興味がある場合はご自分で是非調べてみてください。
実際にどう強かったのかというのが具体的に分かる例があります。
それは、あなたも間違いなく知っている夷狄撃退の事実です。
そうです、蒙古襲来ですね。元寇です。
鎌倉時代中期、史上最大の版図を持っていたモンゴル帝国が、日本に攻め寄せてきてそれを2度撃退したというものです。
この元寇は、「神風」と呼ばれる台風のおかげで勝利できたと私たちは教えられてきていますが、実際はそうではないことが分かっています。台風があったことは間違いありませんが、実際に対馬や九州では激戦を繰り広げていることが分かっていて、数に勝る蒙古軍と渡り合っています。
なぜ鎌倉武士が蒙古軍と渡り合えたのか?その理由はいくつか考えられますが、その一つとして鎌倉武士が当時としては極めて強靱な肉体を持っていたということが言われています。
日本人は外国人に比べて小柄で体格的に見劣りすると認識していますが、鎌倉時代にあってはそれは当てはまらないそうです。武士の骨は現代人の骨よりも大きいものが多いという話もあります。
明らかに食糧事情が現代よりも劣っているはずの鎌倉時代にあって、当時無敵であったモンゴル軍と渡り合える身体を持っていたのはなぜか?
それは、鎌倉時代の武士が玄米を中心にした質素な食事をしていたからだという説があります。
食べる玄米の量は尋常ではありません。
朝夕に2合ずつです。それ以外には味噌や梅干し、焼き魚があればいい方で、文字通り玄米が主食の食生活です。
身体を作るにはタンパク質が必要です。
当時は何からタンパク質を摂取していたのかと疑問に思うと思います。
何となく想像がつきますよね(笑)。
そうです、やはり玄米からです。玄米にはタンパク質が含まれています。肉や魚などのように大量に入っているわけではありませんが、白米ではそぎ落とされてしまっているタンパク質がちゃんと残されています。
このことは玄米プロテインという種類のプロテインが市販されていることからも分かることです。
我々の祖先は、もしかすると外国人以上に筋骨隆々だったかもしれないのです。
粗食は肉体改造にも一役買うかもしれません。
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